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関西OPI研究会(J-OPI Kansai) の紹介

代表 鎌田修
http://proficiency.jp/kansaiopi/

 日本でのOPIワークショップは91年の初めに東京で開かれたのが最初ですが、その後、96年から京都でも開かれるようになりました。東京では第1期のテスターが誕生した91年に「日本語OPI研究会」と称する会が生まれましたが、関西では99年3月に「関西OPI研究会」という名称で会が発足しました。当時は確か20 人程度の小さい会でしたが、活動は心身とも充実した企画を繰り広げ、今では100人近い会員に膨らんでいます。「心」の部は「OPIテスターとしての技術維持」と「OPIに関連する研究」、さらに、「身」のほうは研究会後の栄養摂取です。例会は2ヶ月か3ヶ月置きに主に京都外国語大学を会場に午前10時から午後5時まで、あるいは、午後の半日というスケジュールで行います。さらに、毎年3月末に1泊2日の合宿が行われます。

 「技術維持」の方法として、毎回、2人の会員が自分の行なったOPIテープとそのスクリプトを提供し、それを皆で聞き、そのレーティングとインタビュー技術について全員で討論を行ないます。「研究発表」も毎回2本程あります。テーマは前回の研究会で結論の出なかった問題点、例えば、OPIにおける「文」「段落」「複段落」とは何か、というようなことを「宿題」として全員で取り組んだり、そのテーマに特別関心のあるメンバーが研究発表を行なったりします。最近は「被験者へのフィードバックの出し方」「日本語学校での会話能力測定とOPI」「客観的視野に立った”上級”の規定」など実用的かつ理論的なテーマを扱い、ますます質の高いものへとなっています。研究会の後は「手ごろな費用で楽しい食事」をテーマに祇園、先斗町辺りへと足早に出かけます。このように「全員参加」という姿勢を大切にしているのが「関西OPI研究会」の特徴でしょう?

 入会資格は、OPIに対する関心を持っているということのみです。しかし、大抵のメンバーはテスター資格をすでに取得しているか、あるいは、テスターになるための訓練を受けている最中の方々です。少数ですが、まだ、資格は取っていないにも関わらず、かなり、OPIに精通しているメンバーもいますし、研究会の後の懇親会に参加するだけのメンバーもいます。会費は年2000円と大変手ごろです。

 それから、もう1つ、2つ特筆することがあります。大変まとまりの良い会であるため、発足1年目の2000年3月にはさっそく第1回目の合宿(1泊2日)を大阪池田市の温泉ホテル「不死王閣」にて行ないました。翌年3月には東京の「日本語OPI研究会」主催による、日本でのOPI導入10 周年記念研究会(1泊2日)に参加協力しました。当時の「日本語OPI研究会」の会長である嶋田さん達のご尽力のおかげで1万円少々という廉価で豪華温泉ホテルにおける研究合宿が楽しめました。ちなみに、この時の成果は近々論文集として出版されます。また、本年2002年3月には再び池田市の温泉ホテル「不死王閣」にて合宿を行ない、恒例化する運びとなりました。また、8月末にはスコットランドのエディンバラにて英国のOPI研究会との合同主催による「エディンバラOPIシンポジュウム」を開催し、ヨーロッパ、日本、アメリカ、韓国から約100人近い参加が集まる大々的な研究会を行なうことが出来ました。このシンポジュウムの成果はひつじ書房から出版される方向で準備が進められています。

 「関西OPI研究会」の運営は代表の鎌田修が会場と懇親会の世話を行ない、副代表の山内博之(元筑波大学相撲学部出身)が研究会当日の「行司及び進行係」を務めています。1番大変な会の運営、会員との連絡は「関西OPI研究会」の発足人である藤川多津子事務局長と駒井裕子副事務局長が担当しています。さらに、若手グループが研究会当日のコピー作り、茶菓子、飲み物の買い出し等を受け持ち、岡山の☆堤良一がホームページを管理しています。これら運営上のメンバー以外に「縦断研究班」「ロールプレイ研究班」の2つの研究班も目下活動中です。

 このように気楽でかつ真剣な会です。ご興味お在りの方はお気軽にご参加ください。お問い合わせは駒井までメール(opikansai@yahoo.co.jp)にてお願いいたします。