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OPIテスターになるまでの流れ

OPIテスターへの道は次のような流れになっています。それぞれの項目をクリックすると詳しい説明へ飛びます(画面をスクロールしても見られます)。

1)  OPIテスター養成ワークショップ参加: 4日間 (→ワークショップのご案内
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2)  OPIテスター資格申請: ワークショップ終了後(1年間有効)
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3)  練習用(Practice-round)テープ作成: 資格申請手続き後
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4)  練習用(Practice-round)テープ提出: 資格申請手続き後4ヵ月以内
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5)  トレーナーからのフィードバック 
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6)  認定試験用(Certification-round)テープ作成: フィードバック受領後
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7)  認定試験用(Certification-round)テープ提出: フィードバックを受領後4ヵ月以内
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8)  テスター資格認定審査: トレーナーが受領後、合格基準を満たしていれば合格
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9)  テスター資格認定
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10)  OPIテスターとして活動: 有効期間4年
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11)  テスター資格更新: 4年ごとに更新(→更新手続きについて


OPIテスターになるための流れ<詳細>

1)  OPIテスター養成ワークショップ参加: 4日間

 OPIのテスターになるためには、まず、テスター養成ワークショップに参加しなければなりません。日本国内の場合、アルク主催のワークショップが東京、京都で、夏冬年4回行われています。ワークショップは1人のトレーナーと10人の受講者で開講されます。4日間で理論と実践的なインタビューの方法を学ぶかなりハードなワークショップです。最近は、応募者が多く、締め切り前に、すぐいっぱいになってしまうこともあるらしいので、早めに申し込んだ方がいいでしょう。テキストは「ACTFL-OPI試験官養成用マニュアル」(ACTFL Oral Proficiency Interview Manual)を使います。(→詳しい内容は ワークショップのご案内の「ワークショップの内容についてのQ&A」をご覧下さい。)

ワークショップに関する詳しいお問い合わせ先(→ワークショップのご案内
〒168-8611東京都杉並区永福2-54-12
株式会社アルク イベント事業部 
E-Mail:opi@alc.co.jp (件名を「OPIワークショップについて」としてください)
TEL:03-3323-0021(9:30-17:00/平日のみ)
FAX:03-3323-1220

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2)  OPIテスター資格申請: ワークショップ終了後、全資格、限定資格を決め申請

 正式なOPIのテスターになるためには、認定試験に合格しなければなりません。ワークショップを終了し、認定試験を希望する方は、ワークショップ終了時に配布される「OPI試験官資格パケット」を参考にACTFLに申請します。そして、練習用、認定試験用テープを作成して、トレーナーに送ります。

*2つの資格について
 OPIテスター資格には、全てのレベル(初級−下から超級までの10レベル)のOPIが判定できる全資格(Full-certification)と、一部(初級−下から中級−上)のOPIを判定する限定資格(Limited-certification)の2つがあります。
 受験する資格によって、提出するインタビューテープのレベル、本数が変わってきますので、注意しましょう。

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3)  練習用(Practice-round)テープ作成: 資格申請手続き後、ワークショップで習ったことを生かし、練習用テープを作成する。
全資格は8本、限定資格は6本。

 ワークショップを受講したら、実際に自分で30分以内のインタビューを行い、それを録音してインタビューテープを作成します。インタビュー終了後、そのインタビューテープを改めて聞き直し、ガイドラインに照らして自分で判定を行います。
 レベル判定をするために必要な有効なサンプルが十分に得られているか確認し、また、レベル判定の証拠となるサンプルを効果的に引き出せる質問を考えながら練習をします。
 練習用提出テープは、全資格(Full-certification)を申請した場合は、8本の練習用インタビューを提出します。8本のうち、超級を2本、そして下位レベルの「‐上」(「上級−上」「中級−上」「初級−上」)を各1本入れなければなりません。
 限定資格(Limited-certification)を申請した場合は、6本のインタビューテープを提出しますが、その中には「初級」「中級」を各2本以上、下位レベルの「−上」、(「初級−上」、「中級−上」)を各1本入れなければなりません。

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4)  練習用(Practice-round)テープ提出: 資格申請手続き後4ヵ月以内

 練習用インタビューテープができたら、そのレベルを判定し、その「判定結果と理由」、「発話サンプルの分析」「サンプル抽出方法に関する疑問点」「トレーナーへの質問」を書いた「判定結果表および判定理由記入用紙」を添付して、トレーナーに提出します。

*会員からの情報
 これは、いわゆる模擬試験になるわけです。迷った点などあるときは、ここで質問して、問題を解決しておきましょう。サンプルの抽出方法についてトレーナーに適切なアドバイスをもらった方が、認定試験用(Certification-round)テープ作成の時に役立つと思います。
 インタビューは、自分が教えたことがない被験者にしなければならないので、自分が必要なレベルの被験者を探すのは結構大変です。同じワークショップを受けた人同士で学生を紹介しあったり、大学や日本語学校の学生に協力していただいたりしています。特に、上級、超級の被験者を探すのは、難しいので会員間でも情報交換は欠かせません。

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5)  トレーナーからのフィードバック 

 トレーナーは、送られてきた練習用テープを聞いてコメントを送ってくれます。全資格では、4本、限定資格では、3本のインタビューテープが評価の対象になります。トレーナーから細かいコメントが書かれたフィードバックが返って来たら、それを参考にしながら、自分のインタビューの問題点を確認、認定試験用テープの作成に向け、対策を考えましょう。

*会員からの情報
 判定に困った時は、必ずガイドラインに戻ってみることが大切です。もし、自信がなかったら、ACTFLから「学習用テープ」を取寄せて聞いてみましょう。それから、認定試験用テープは、焦って作成せず必ずトレーナーのコメントを受け取ってから、作成した方がいいです。

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6)  認定試験用(Certification-round)テープ作成: フィードバック受領後、テープ作成。
全資格の場合は、8本。限定資格の場合は、6本。

 トレーナーのコメントをよく読んで、認定試験用のテープを作成し始めます。今度は、本試験になるわけですから、判定不能なテープ、つまり、有効なサンプルが十分に引き出せていないもの、または、主要レベルを超えた判定の間違いは絶対許されません。
 テープを作成する時には、慌ててレベルを判定してしまわず、慎重にフロアー(外国語を話す能力の下限つまり、被験者が一貫して維持できる言語運用能力のレベル)を見極めて、さらに上限(被験者が種々の異なる話題を通してこれ以上言語運用を維持できなくなってしまうレベル)を決めるための突き上げを十分に行うように時間配分に気をつけましょう。

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7)  認定試験用(Certification-round)テープ提出: フィードバックを受領後4ヵ月以内

 認定試験用(Certification-round)テープに、「認定試験用判定結果表」を添えて、トレーナーに送ります。

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8)  テスター資格認定審査: トレーナーが受領後、合格基準を満たしていれば合格。
基準を満たさない場合は、再審査となる

 トレーナーが認定試験を受け取ったら、インタビューテープから4本を選び、インタビューの構成、抽出テクニック、評価の信頼性の3点について審査します。
 評価が合格基準に満たされた場合、テスター資格取得の推薦を受けられます。
 基準が満たされない場合も、トレーナーの判断で再審査として3度目のチャンスが与えられることもあります。その際のテープの数とレベルは、トレーナーの推薦内容によります。この場合、再審査料が別途必要になります。

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9)  テスター資格認定

 テスター資格取得を推薦されると、ACTFLから認定書(certification)が届き、正式なOPIテスターになります。

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10)  OPIテスターとして活動: 有効期間4年

 テスターになったら、資格更新に向けて公式OPI(ACTFLより正式な判定認定書が発行された試験)を行ったり、テスターが所属機関で、クラス分けやプログラムの評価・研究・カリキュラム開発・卒業資格などの目的で行うAdvisory/Unofficial OPI(ACTFLより判定認定書を発行しない)を行ったり、当研究会の定例会へ参加して、インタビュー技術の維持・向上に努めていきましょう!

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11)  テスター資格更新: 4年ごとに更新

 テスター資格は有効期限が4年です。更新を希望する人は、更新審査用テープを再度ACTFLに提出することになります。その課題方法は、4年間のOPI活動状況によりトラックA、トラックBの2つに分かれています。認定書をもらっても、日々技術向上を目指してインタビューを続けることが大切です。(→更新手続きについて )

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