過去の活動方針

今年度の活動方針について(2019-2021年度)

2019年3月の定例会において、新運営委員が選出されました。
本研究会の会員は、OPIを学ぶ者という共通点はあるものの、その教育や研究の場は多様であると思われます。
研究会で得たものが、会員の皆さん自身はもちろん、それぞれの職場や会員の皆さんが接する学習者にもつながっていくものとなるよう、より有益で楽しい研究会にしていきたいと考えております。

【活動方針2019-2021】

1.さまざまな立場の会員にとって、より有益な学びの場となることを目指す

・OPIを活用した実践報告や情報交換を行う。
・OPIに関連した研究の紹介や発表を幅広く行う
・ゲスト講演者を招いた講演会・勉強会を開く。
・会員への助成をより進め、OPIに関連する研究を促進する。

2.テスターの技術維持・向上と資格継続に役立つ場とする

・ブラッシュアップセッションにおいて工夫を行い、より有意義なものとする。
・OPIに関連する団体と連携し、更新や資格に関する情報提供を行う。

3.日本語OPIの認知を広め、ニーズに応えられる準備をする

・ACTFL-OPIについての情報をホームページ等で発信する。
・日本でのOPI実施に向けた方法等を検討する。

4.参加しやすい研究会にする

・会員がより参加しやすい定例会の実施方法を考える。
・定例会や勉強会に参加できない会員のために動画配信ツールなどを活用する。
・過去の定例会、勉強会の情報を整理し、会員がアクセスしやすいように発信する。
・会員が運営委員としても参加しやすくなる体制の構築を目指す。


2019年4月1日

日本語OPI研究会 会長 世良 時子

今年度の活動方針について(2017-2018年度)

2017年3月の定例会において,新運営委員が選出されました。日本語OPIがより広く認知され,日本語教育場面で活用されるよう活動していきたいと考えております。

1.OPIの実践,OPIに関連した研究に触れ,知的刺激にあふれた研究会とする

・OPI関連の研究,実践研究などの発表を定例会で行う。
・ゲスト講演者を招いた勉強会を開く。
・会員自身による研究を促すため,助成をより進める

2.テスターの技術向上と資格継続に役立つ場とする

・ブラッシュアップセッションにおいていろいろな工夫を行い,さらに有意義にしていく。

・更新に関する情報を提供する。

・ACTFL-OPIに関連する情報を共有する。

3.研究会活動にいろいろな形で参加しやすい研究会にする

・定例会に参加できなかった人のために動画配信ツールなどの活用を検討する。
・運営委員の仕事を見直し,全員がより気軽に参加しやすい会にする。

2017年度の研究会日程

今年度の研究会の日程は以下のとおりです。各研究会の時間、会場、活動内容等は、各回の予定が決まり次第、お知らせいたします。

1回目 2017年07月15日(土)  研究会
2回目 2017年12月 9日(土)  研究会
3回目 2018年03月10日(土)  総会・研究会


2017年4月1日

日本語OPI研究会 会長 堀 恵子

今年度の活動方針について(2015-2016年度)

今年度は以下の事項を目標に、一人一人の会員の相互の働きかけによって、一人一人の会員が研究会の活動を楽しめるものにしていきたいと考えています。

1.会員が相互に刺激し合う・OPI関連の研究を幅広く取り上げ、紹介し合う。

・日本語教育の現場でOPIをどのように活用しているか実践報告をし合う。

・ゲストを招いて、話を聞く。

2.ブラッシュアップセッションをさらに、楽しく、意義あるものにする・各回の課題を明確にしておく。
研究会の前に、テープ提供者、トレーナー、ブラッシュアップセッション担当者が話し合って、論点を絞っておく。

・新しい視点の課題を取り入れる
(例)被験者へのフィードバックをどのようにするか。

・ブラッシュアップセッションの進め方を多様にする。
(例)課題を決めて、それに関連するテープを複数聞いて考える。

・ブラッシュアップセッションをトレーニングの場にする。
(例)被験者を複数よんで、実際にOPIを行ってみる。

3.テスターを増やす

・更新の情報が整っていることを伝えて、更新しやすくする。

・失効している人に再挑戦を勧める。

2015年度の研究会日程

今年度の研究会の日程は以下のようです。
よろしくお願いいたします。
各研究会の時間、会場、活動内容等は、各回の予定が決まり次第、
お知らせいたします。

1回目 2015年07月25日(土)  研究会
2回目 2015年12月12日(土)  研究会
3回目 2016年03月19日(土)  総会・研究会


2015年4月1日

日本語OPI研究会 会長 辻 和子

今後の活動方針について(2012年―2013年度)

去る3月3日の総会において、新しい運営委員が選出されました。今後2年間会員の皆様のご理解、ご支援を頂き日本語OPI研究会の発展のため務めて行きたいと思いますので、よろしくお願い致します。 当会の活動目的はOPIテスターとしての能力の維持・向上であり、そのために年3回の定例会でブラッシュアップ・セッションを中心的活動にすえ、その充実を目指していきますが、その他に下記の2点について進展・改善を図りたいと考えています。

1.日本における正式OPIテストの実現 2008年より、日本における正式OPIテストの実現を検討するため、OPIテスト準備委員会が活動しています。2009年7月には、パイロットテストを成功裏に実施し、更に、日本におけるテストセンターの委嘱に関し関係者と協議を続けてきました。現時点でまだ解決すべき多くの課題がありますが、本年度中には、正式テストをスタートさせるための骨子を固めたいと思っています。

2.OPIに関する情報の迅速・的確な伝達 現在米国では、OPIに関するルールや実務の改定作業が進んでいます。このようなOPIに関する新しい動きの情報が今までより一層迅速・的確に当会員に伝達されるようにするために、当会で出来ることは無いか、どのようにしたらよいかを会員の皆様のご意見を頂き検討していきたいと思います。

本会の会員の皆様は、広い意味での日本語教師であり、日本語教育・研究のためOPIテスターになられたと思います。会員全員がOPIテスターの資格取得の動機・目的、さらに日本語OPI研究会に加入した原点を忘れずに、定例会やMLで率直な意見交換をして本会の発展のための活動をご支援いただきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

2012年4月1日

日本語OPI研究会 会長 塙 誠一郎

今後の活動方針について(2008-2009年度)

  2008年3月に新しい運営委員のメンバーが選出され、今後2年間の研究会の運営方針を確認しました。 今年度の日本語OPI研究会ではいろいろなことにチャレンジしたいと考えています。

1.テスターの能力維持と技術の向上 2007年度の総会では、ブラッシュアップ・セッションの見直しが提案されました。今年度の定例研究会では、ブラッシュアップ・セッションのいろいろな方法(一本を通して聞く、テーマ毎に聞く、レベル毎に聞く、模範的なものを聞く等)を実践し、テスターの能力維持と技術の向上を目指したいと考えています。

2. OPIに関する知識向上と情報交換 日本語OPI研究会は、他の研究会と違う利点を持っています。それは研究者だけではなくて、現場の日本語教師がたくさん参加していること、それによって、より広い視野からOPIを活用し、日本語教育を見ることができることだと思います。このよさを生かし、会員の知識向上と情報交換のため、会員の皆様と共に研究活動を行ったり研究発表を行ったりしていきたいと思います。

3.「OPIの日」実施に向けて 「OPIの日」(OPIを実際に社会的に活用してもらえるような会話テストを実施する日)の実施に向け、「OPIの日」設置検討委員会を中心にさらなる活動を行います。

 研究会の会員も約130名となり、研究会の活動内容についていろいろなご希望があるかと思います。皆様のお声を頂戴して、よりよい研究会となるよう活動内容を検討し、魅力ある研究会を目指して、運営委員全員一丸となって取り組んで参りたいと思います。

どうぞ皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

日本語OPI研究会 会長 金庭久美子

今後の活動方針について(2006-2007年度)

  今年(2006年)3月に新しい運営委員のメンバーが選出され、今後2年間の研究会の運営方針を確認しました。これまでに皆様から聞いた意見を振り返ると、研究会は、第一にテスターの技術向上のための仲間の集い・相談の場という役割を担っているようです。また、テスターの利益の確保を目的として、ACTFLとOPIテスターとの仲介、OPIテスターが活躍する場を広げることも研究会の存在意義として期待されています。短期間にすべての期待に応える活動をすることは難しいですが、以下のようなことを目標にして運営に携わっていきたいと考えています。

A.テスターの技術向上のためのOPI仲間の集い・相談の場として1.ブラッシュアップ・セッションの機会提供
2.研究発表の場の提供(OPIの応用研究含)
3.研究会内の発表に関する対外的評価の向上

B.テスターの利益の確保のために1.ACTFLとの連携
2.「テストとしてのOPI」のバックアップ(受験者の利益/受験機会の確保)

 会員のみなさまが、「何をおいても参加したい!」と思える研究会開催・運営を 目指し、がんばります。 研究会は皆様の参加なしには成り立ちません。テープ提供者や研究発表者としてのご参加、ご協力のほど、よろしくお願い致します。

日本語OPI研究会 会長 西川寛之

今後の活動方針について(2004-2005年度)

 今年(2004年)3月に新しい運営委員のメンバーが選出され、今後2年間の研究会の運営方針を確認しました。

1. OPIテスターとしての技をみがく

 テスター能力はたえず磨いていないとさびついてしまいます。年間4回行われる研究会の中心的活動としてのブラッシュアップセッションでは、トレーナーにも参加いただき、会員のテープを聞きながらインタビュー技術の向上を図り、 更なる実践力を養います。

2. OPIに関係する研究の推進

 毎年開かれている国際大会(2005年7/29-31:函館、2006年8/19・20:ベルリン)は、OPIに関するさまざまな研究発表の場でもあります。積極的にご参加ください(会員外も可)。また、3つのプロジェクト活動(インタビュー技術班、ロールプレイカード班、データベース準備班)が進められ、定例会ごとにその進捗状況を報告しています。 ホームページには、発足以来10年間のOPI研究に関する参考文献などの情報を集積・公開しています。近い将来、関西、福岡、韓国、欧州など他のOPI研究会とのネットワークの上で、「紀要」の発行も検討中です。

3. OPIの教育現場における活用の拡大

 それぞれの教育現場でのOPIの活用の可能性は限りなくあると思われます。会員相互の実践経験を共有していくことで、日本語教育に積極的に貢献していくことを目指します。

 以上の活動は、今まで長い間かけて培われてきたもののうえに、新たなものをくわえたものです。「楽しく面白くわかりやすいOPI」をめざして、みなさまの積極的な、研究会へのご参加・ご協力をよろしくお願いいたします。また、すでにテスター資格を持っている方でまだ入会されていない方はぜひ一度研究会に来て見てください(見学可)。

日本語OPI研究会会長 堀井惠子

今後の活動方針について(2002-2003年度)

 今年(2002年)3月に新しい運営委員のメンバーが選出され、今後2年間の研究会の運営方針を再考しました。前回の定例会で、活動方針として3つの柱が決定しました。そこで、定例会にご参加いただけなかった方のために、3つの柱について簡単にご説明します。

1. テスターとしての能力維持・向上

  研究会の中心的活動として捉え、定例会でテープ判定会を開き、その進め方を工夫していきます。トレーナーのお二人に事前に聞いていただくなど、トレーナーやインタビューの技術向上研究班の方々にご協力いただき、インタビューの仕方や判定のポイントをより深く考察します。

2. OPIに関係する研究面での知識向上

  OPIの専門家となるために、知識を深めることを目指します。これまで年1回の報告をしていたプロジェクト活動は、定例会ごとに概要を報告してもらいます。

 また、ホームページを利用して、これまでの発足以来10年間の研究会関係の情報を集積・公開し、会員以外に対しても発信する研究会を目指します。ホームページは、現在鋭意作成中(10月頃完成予定)で、担当者の方々のご努力により、充実したホームページになるものと思います。ホームページ・MLをフルに活用し、世界中のテスターとのネットワークの構築を考えています。

 さらに、新たな試みとして、広く言語能力に関わる知識を深めるための講演会開催を、来春に計画中です。

3. 教育面でのOPIの利用

 会員の皆さんは、日ごろ教育の場で、なにかしらOPI的要素を盛り込んで、授業をしたり、テストを行ったりしているのではないでしょうか。そうした経験・情報を広く公開・共有していくことで、日本語教育に積極的に貢献していくことを目指します。そのための準備として、近々皆さまにアンケートのご協力をお願いします。OPIの利用法などの情報を交換し合う場を作り、内容をより充実させ、将来的には学会発表に繋げていきたいと思います。

 以上の活動は、今までも行っていたものもありますが、組織的・計画的と言えるものではなかったのではないでしょうか。このような3つの柱を掲げ、これからは、明確な方針を持って、多くの方がより効率的・効果的に有意義な研究会活動を行えるようにしたいと思います。

 皆さんのご協力がなければ、どれも成功させることはできません。

 今後とも、より積極的な、研究会へのご参加をよろしくお願いいたします。

日本語OPI研究会会長 荻原稚佳子